その技術を広く世のために志高く、朝日工業社 創業
大正14年(1925)4月3日に合資会社朝日工業社は誕生した。創業者の髙須茂は当時43歳。東洋紡績に原動課長として勤務する技師だったが、自らの発明考案による技術革新を世のために役立てたいと起業を決意した。繊維業では空気や温度調節に関する研究開発が重視される。髙須はその第一人者として業界でも認められる存在だが、会社側はその理念に賛同を示して退社を了承。起業後も東洋紡績との協力関係がつづくことになる。
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1925
4月3日大阪市北区において合資会社朝日工業社として創業
紡績工場の温湿度管理調整工事や噴霧給湿装置工事の設計施工
梳綿機の真空除塵装置を開発
米フルトン社製シルフォン弁の日本総代理店となる
アイアン・ファイアマン社製自動送炭機の販売
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1928
東京出張所(現 本店)を開設
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1933
アサヒ式スフ連続乾燥機を製造販売
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1940
株式会社に改組