朝日工業社IR

投資家の皆さまへ

投資家の皆さまへ

様々な可能性に挑戦し
変革を加速してまいります

株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用や所得環境の改善を背景に個人消費の持ち直しが続いており、企業収益も底堅く推移し、緩やかな回復基調が続きました。一方、海外経済は、通商問題を巡る緊張、中国経済の先行き、中東地域を巡る情勢等、世界経済に与える影響が懸念される中、国内外ともに新型コロナウイルスの感染拡大も加わり、先行き不透明な状況が続いております。
 当社グループの事業の環境は、設備工事事業につきましては、政府建設投資は底堅く推移しており、民間の受注環境につきましても、設備投資は堅調に推移いたしました。しかしながら、受注価格競争の厳しさは続いており、施工面においても要員の不足や資機材の高騰などの影響が懸念される中で、採算性と施工体制を重視した事業活動が続きました。精密環境制御機器の製造販売事業につきましては、FPD(フラットパネルディスプレイ)製造装置向け製品は、中国を中心とする設備投資が続いており、受注および生産は堅調に推移いたしました。また、半導体製造装置向け製品につきましても、底堅い半導体需要を背景に堅調に推移いたしました。
 また、当連結会計年度は第16次中期経営計画の最終年度に当たり、受注の確保と収益の向上に総力を挙げて取り組んでまいりました。その結果、中期経営計画最終年度の計数目標に対し、受注高は目標値を若干下回りましたが、売上高、営業利益は目標値を上回る成績を上げることができました。なお、親会社株主に帰属する当期純利益は、特別損失の計上もあり目標値を下回りました。

 当社グループは3ヶ年を計画期間とする第17次中期経営計画(2020年4月~2023年3月)を策定しており、次期連結会計年度は初年度に当たります。第17次中期経営計画は、第16次中期経営計画の成果を受け、現在、当社グループが直面している課題の解決と、先に策定した長期ビジョン「ASAHI-VISION 100」に沿って、将来に向けた基盤づくりに取り組み、持続的な成長と企業価値の向上をさらに推し進めるものであります。また、基本方針として(1)魅力ある会社・職場づくりの推進、(2)利益重視の徹底、(3)将来に向けた経営基盤の強化を定めております。しかしながら、今後のわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、極めて厳しい状況であり、先行き不透明な状況が続くと思われますが、今後の動向を注視し、中期経営計画で掲げた目標達成に総力をあげて取り組んでまいります。
 株主の皆様におかれましては、今後とも特段のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長高須 康有