朝日工業社SUSTAINABILITY

SOCIAL

SOCIAL

SOCIAL ステークホルダーのために

お客さまのために

朝日工業社は、多種多様なニーズを捉えた技術提案と社会課題の解決に取り組み、また最新技術情報の発信、施工・製造における品質と安全・衛生の確保に努めて、お客さまに「信頼」と「安全」をお届けしています。

当社のファシリティマネジメント(FM)について

当社のファシリティマネジメント(FM)とは

近年、脱炭素社会の実現など、お客さまの地球環境への関心がますます高まっています。当社は、以前から脱炭素化に向けた研究・技術開発を重ねてきましたが、現在はその取り組みを強化するとともに、お客さまへFM提案活動を推進しています。FM提案活動は、単に省エネルギー化、低コスト化を実現するだけではなく、施設全般および利用環境を総合的かつ統括的に企画、管理、活用することで、お客さまの経営課題の解決にもつながるものと考え、積極的に推進しています。

当社の取り組み

当社には認定ファシリティマネジャーの資格取得者が 多数在籍し、FMを強化・推進するための全社的な体制を構築しています。 お客さまに対してより効果的なFM提案を行うことを目的として、技術本部および技術研究所が中心となり、脱炭素化につながる技術をはじめとした環境負荷低減システムの開発を積極的に行っています。また、技術系エンジニアリング担当者が各事業店におけるFM提案活動の状況を共有化し、水平展開するとともに、フォローアップを行うことで、提案内容の質の向上と提案活動の活性化につなげています。

[実例紹介] 富士山噴火時の降灰被害と設備対応

2020年3月、日本政府の中央防災会議作業部会が公表した富士山の大規模噴火に伴う被害想定では、最も被害が大きいケースで首都圏7都県において鉄道が停止し、また自動車などの道路進行に支障が生じ、さらに停電や断水が広範囲に及ぶと報告されています。最悪の予測では降灰量が東京都新宿区で約10㎝となり、交通インフラや健康等への影響のみならず、建築設備におけるフィルタの目詰まりや酸性降灰による腐食など、多大な影響を及ぼすことが予想されます。 あるメーカー様はこのような被害により事業継続が困難になると判断し、BCP(事業継続計画)対策の一環として早い時期から対策を検討されており、当社は空調・衛生設備への対策として以下のとおりご提案いたしました。

降灰被害への対策

断水対応

事業活動に必要な水を継続的に供給できるように受水槽に水栓を設置し、断水および電源途絶時の水確保を行う。

火山灰対応

火山灰による空調機の故障や人への健康被害を低減するため、火山灰に対応したフィルタを設置、または災害発生時に設置可能とする。

設備機器の腐食対応

火山灰による腐食を防ぐため、室外機を耐塩害仕様とする。

設備機器の保守対応

屋上に散水栓を設置し、屋上機器やフィルタ洗浄に利用する。

富士山噴火時の降灰被害と設備対応    

BCPの観点から自然災害も含めたリスクへの備えは必要不可欠ですが、建物(建築設備)の保守だけでなく、そこで活動する人々の安全・健康面に配慮した防災対策においても、より一層貢献できるようFMの取り組みを進めていきます。

当社の技術提案について

当社は創業以来、お客さまがお持ちの多種多様なニーズや課題を解決するために、最適かつ安全な技術の開発と提案を重ねてきました。近年は技術革新や社会情勢の変化に伴い、お客さまのニーズが高度化し、また社会課題も複雑化していますが、当社はそれらに対して長年培ってきた高い技術力と経験に裏打ちされた技術提案を積極的に行い、お客さまから満足と信頼を得ています。

[技術提案の事例] 旅館の食事会場における空気清浄機設置効果の解析と提案

公益社団法人国際観光施設協会様は、ホテルや旅館などの観光施設における建築・設備・インテリア等の整備・改善等を主に調査・研究されており、今般の新型コロナウイルス感染症への取り組みの中で、施設内の食事会場における感染リスクを回避するための換気量の確保・増強に向けて、HEPAフィルタ付き空気清浄機の設置を検討され、当社は熱流体シミュレーション解析による効果予測の協力をいたしました。

シミュレーション解析の概要

実際の旅館の食事会場をモデルに、廊下側の扉から空気を取り入れ、会場の空気を排気ファンで戸外に排気する換気方式(第三種換気)での解析条件として、空気清浄機の設置位置(5か所)について、どの位置が最も効果的かを解析しました。 評価指標には新鮮な空気(廊下から取り入れた空気と空気清浄機からの吹出し空気)が室内のある場所に到達するまでの予測時間を表す「空気齢」を用いました。空気齢が短いほど空気が新鮮であり、室内で発生した汚染物質による影響が少なく清浄な環境であると判断できます。

シミュレーション解析と評価結果

シミュレーション解析と評価結果

解析結果は右図のとおりです。 青に近い箇所が空気齢が短く、空気が新鮮な状態であり、赤に近い箇所が空気齢が長く、空気が淀んでいる状態を示しています。空気齢の空間分布において、特に着席した場合の口元の高さ(床上115cm)の分布の状態から、ケース①の「廊下側の扉の対向面中央に空気清浄機を設置する場合」が最も効果的であると評価できました。

解析後の提案と対応

解析後の提案と対応

今回のシミュレーション解析に基づいた改善案を旅館側に提案した結果、HEPAフィルタ付き空気清浄機が導入されることになり、さらに既存の換気ファンの取替えと追加設置により密閉回避の対策が講じられました。また、解析結果と技術提案の内容は、2021年2月に東京ビッグサイトで開催された「HCJ2021第49回国際ホテル・レストラン・ショー」の協会様のブースにおいて「宿泊施設の食事会場における感染リスク低減のための換気調査」の報告の中でご紹介いただきました。

 

室内における新型コロナウイルス感染症対策には密閉回避が重要であり、空調・換気技術を活用した環境制御が非常に有効です。当社はこれからも、観光業のみならず感染症対策が必要とされる飲食業や医療機関をはじめさまざまなお客さまへ安心・安全をお届けできるよう、熱流体シミュレーション技術による解析や「みえるかラボ」(当社「コーポレートレポート2021」P21,22にて紹介)による可視化評価など、当社の技術を活用して社会課題の解決に貢献していきます。

 
 
 

株主・投資家とのかかわり

朝日工業社は、公正かつ透明な企業経営を通じて、持続的な成長と企業価値の向上を図るとともに、安定的かつ収益状況を勘案した利益配分と適時適切な情報開示によって、株主・投資家の皆さまの信頼と期待にお応えします。

利益配分に関する基本方針

当社は、株主の皆さまへの長期的利益還元を重要な経営課題の一つと考え、普通配当1株当たり年100円を安定的に継続するとともに、連結配当性向30%を目標としています。また、経営環境等を総合的に勘案して自己株式の取得などを検討しています。内部留保については、今後予想されるさまざまな経営環境の変化に対応し、さらなる発展と飛躍を目的として、事業分野の拡大や研究・開発力の強化、海外事業展開への投資等の原資に充て、柔軟かつ効果的に活用して、株主の皆さまのご支援に報いられるように努めています。

配当の推移
株式の状況 配当金と連結配当性向の推移

適時適切な情報開示

適時適切な情報開示

当社は、「広く社会とのコミュニケーションを図り、企業情報を公正に開示する」ことを企業行動憲章に謳い、経営に関わる情報の適時適切な開示を心掛けています。また、決算短信、有価証券報告書など定期的に発行するもののほか、株主・投資家をはじめステークホルダーの皆さまが必要とされる経営情報やプレスリリースは、東京証券取引所のTDnetや当社のホームページにおいて速やかに開示し、いつでも閲覧いただけるようにしています。

最新のIR情報は下記のリンク先よりご確認いただけます。
https://www.asahikogyosha.co.jp/ir/

 
 

地域社会の一員として

朝日工業社は、「良き企業市民として、社会貢献活動に取り組む」ことを企業行動憲章にも謳い、全社的な取り組みや全国各地の事業店でのさまざまな地域貢献活動を通して、従業員の社会貢献意識の向上を図るとともに、地域社会の健全な発展に貢献していきます。

全社的な取り組み

献血活動

献血活動

当社では毎年2月を「朝日工業社献血助け合い月間」と定め、2013年度から全社的に献血活動を行っています。日本赤十字社の血液センターによる集団献血を実施し、またそれ以外にも業務の空き時間や休日などに、多くの役職員やその家族が最寄りの献血ルームに足を運んで献血に参加しました。また、本社本店ビルにおいては毎年秋にも集団献血を実施しています。

献血活動

エコキャップ運動

エコキャップ運動

ペットボトルのキャップをリサイクル業者に売却し、それで得た利益で発展途上国の子供たちにワクチンを贈るNPO法人「キャップの貯金箱推進ネットワーク」が実施し ている「エコキャップ運動」に賛同し、全社をあげてこの運動に参加しています。この運動は、CO2の削減につながるだけではなく、キャップの異物除去作業を同団体が障がい者施設に依頼することで、障がい者の皆さんの自立支援にもつながっています。

古本募金きしゃぽん

古本募金きしゃぽん

当社は、嵯峨野株式会社が運営する、書籍やDVDなどをリサイクル換金して寄付する募金システム「古本募金きしゃぽん」に賛同し、2015年から本活動をスタートさせました。すべての事業店に回収ボックスを設置し、職場で不要になった書籍や社員が読まなくなった小説な どを回収して提供しています。

緑の地球防衛基金

緑の地球防衛基金

公益財団法人「緑の地球防衛基金」では、使用済み切手、書き損じハガキ、外国 コインを買取業者に売却し、その利益の一部によって、中国楡林市東陽山等への植林 活動を支援しています。

事業店ごとの取り組み

地域環境美化活動

事業店による地域社会への貢献として、清掃活動等の環境美化活動を地域に密着して取り組んでいます。

広島市内での清掃活動【中国支店】

広島市内での清掃活動【中国支店】

中国支店では、一般社団法人広島県管工事業協会が年3回主催する「清掃活動(地域貢献活動)」に支店行事として毎年参加しています。本活動への参加は今年で9年目となり、社員一人ひとりの地域貢献に対する意識も年々高まっています。

仙台まち美化サポートプログラム活動への参加【東北支店】

仙台まち美化サポートプログラム活動への参加【東北支店】

東北支店では2007年から毎年、仙台市主催の『仙台まち美化サポートプログラム』に参加し、同市のメインストリートでもある定禅寺通りの清掃活動を実施しています。
定禅寺通りは、初夏には『仙台青葉祭』、冬には『SENDAI光のページェント』など、多数のイベントが開催される通りのため人出も多く、ケヤキ並木沿いには多くのごみが落ちており、この活動が仙台市の美化につながっていると自負しています。

その他事業店の取り組み紹介

本社・本店港区主催の芝地区クリーンキャンペーンへの参加
北海道支店石狩浜での「ごみ拾いビーチウォーク」への参加
東関東支店千葉県空調衛生工事業協会主催の県土クリーンキャンペーンへの参加
横浜支店横浜市主催の「みなとみどりサポーター活動」への参加
名古屋支店支店近隣での定期清掃実施

各種団体・自治体との防災協定の締結

大地震などの災害発生時における相互援助を目的として、各事業所が所属する業界団体や自治体と防災協定を締結し、人的・物的援助や迅速に応急対応を行う体制を構築しています。

安全運転への取り組み

一部の事業店では、管轄の自動車安全運転センターの運転記録証明書を活用し、安全運転、交通事故防止の管理に努めています。また、自動車学校指導員による交通安全講習会を実施し、交通安全に対する意識を醸成しています。

その他のESG情報は、コーポレートレポートからご覧ください。