研究論文 No.332
擾乱の影響を最小限とするプッシュプル方式の電化厨房用換気システムに関する研究
発表先
空気調和・衛生工学会大会
発表者
村上栄造、河野仁志、小峯裕己(千葉工業大学)
内容
業務用厨房では、空調吹出空気等による擾乱気流の影響で、キャノピーフードの捕集率が低下する。そこで、周辺空気を誘引しながら中央に空気を収束する「排気補助装置」の利用を検討した。本研究では、IHクッキングヒータの使用を想定した排気実験において、擾乱気流下で排気補助装置を導入すると、噴出空気の一部で渦を巻く気流とエアカーテンの形成を確認し、キャノピーフードの捕捉率を改善することができた。