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論文詳細

研究論文 No.395

差圧制御における基準圧の安定化に関する研究
第1報:外乱風による基準圧の測定誤差と二重管による誤差低減の検討

発表先

空気調和・衛生工学会論文集

発表者

本田重夫

内容

差圧制御における基準圧の測定口の形状と外乱風による測定誤差の関係を調べた。測定管が内径4mmの直管の場合、外乱風が13.1m/sで基準圧誤差は±115Paである。測定孔が6カ所ある静圧管の場合、流れに対する傾き角が0°における基準圧誤差は0Paで、流れに対する傾き角が±90°では最大-63Paであった。測定口として円筒と静圧管を組合わせた二重管の基準圧誤差は、静圧管単独の基準圧誤差の1/4まで減少した。二重管の入口にストレートのハニカムや60°に傾斜したハニカムを設置すると、基準圧誤差はさらに低減した。

発表年月:2023.8