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論文詳細

研究論文 No.107

臭気濃度予測による室内循環型脱臭装置の設計方法

発表先

2008年度日本建築学会大会

発表者

村上栄造、真李森一男

内容

室内循環型脱臭装置を用いる脱臭システムでは、装置導入による脱臭効果を予測し計画する方がよい。そこで、簡易実験で求めた臭気発生量と脱臭装置ワンパス除去率を汎用流体解析ソフトに入力し、装置導入前後の臭気濃度分布計算による脱臭効果予測を試みた。その結果、室内犬の飼育で1週間使用したマットからの臭気が漂う空間(換気0.5回/時)において、CFD解析で予測した臭気濃度が実測値と概ね一致し、臭気物質の拡散係数・壁面吸着の影響が小さい環境では脱臭装置の設計に利用できることがわかった。

発表年月:2008.9