研究論文 No.167
デシカント空調機を用いた衛生的な空調システムの研究
発表先
日本建築学会中部支部研究発表会
発表者
河野仁志
内容
デシカント空調機で一度除湿した空気をヒートポンプの蒸発器で冷却(非結露)した空気を再度除湿ロータの処理側入口に導入してパージ領域とし、再生側から回り込む顕熱を処理することにより、ロータの除湿性能を向上させ、処理空気の除湿量を増大させる方式を考案した。その結果、除湿ロータ前後で10g/kg’前後の高い除湿性能が得られ、一般のデシカント空調機より優れたCOPを得ることができた。