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論文詳細

研究論文 No.219

日本生物環境調節工学会2013年大会
人工環境下における高気温がイネの生育に及ぼす影響

発表先

日本生物環境調節工学会

発表者

丸山真一、生田紀夫、鹿島光司、後藤英司(千葉大)他

内容

イネを人工環境下で栽培する場合、高光強度の光源が用いられる。これらの光源からは,多量の熱が発生するため、生育適温(27℃)に維持するために大きな空調コストが必要となる。そのため、室内の設定気温をできるだけ高くすることができれば,空調コストを削減できる。高度に制御された環境下であれば、生育適温よりも高い気温でも問題なく生育する可能性がある。そこで、高気温の人工環境下におけるイネの生育を調査した結果、30℃までは気温を上昇させても収量を低下させずに育成できることが示された。

発表年月:2013.9