研究論文 No.39
非結露型次世代空調システムに関する研究(その3)
非結露型空調システムの適用可能性の検討(ホテル空調でのケーススタディ)
発表先
平成17年度 日本建築学会大会(近畿大学)
発表者
小金井真、生田紀夫
東京大学生産技術研究所:加藤信介、大岡龍三、蔡耀賢
(株)アメフレック:川本光一、(株)前川製作所:西田耕作
内容
非結露型空調システムの実用可能性を検討するため、ケーススタディとしてホテルのリニューアル工事で既設の外調機をCO2ヒートポンプ組込型デシカント空調機に置き換えた場合を想定し、6月から9月の外気条件においてシミュレーションを実施した。COPは、全熱交換機を設置した場合で3.0、設置しない場合で1.6前後となり、従来のデシカント空調機の効率(1以下)に比して大幅に効率向上が期待できる試算結果となっている。