研究論文 No.71
経済産業省の委託研究事業
人工環境下における明期がイネの栄養成長および幼穂分化に及ぼす影響
発表先
日本生物環境工学会 2007年創立記念大会(大阪)
発表者
本田重夫、磯野一智
内容
経済産業省の委託研究事業(経産省プロジェクト) 閉鎖型植物生産施設でGMイネを用いて医療用原材料を効率的に生産するための研究開発を行っている。本研究は、発芽から出穂までの生育期間の最適栽培環境条件を見出すことを目的とする。今回は、出穂までの生長を増大させるために栄養成長期(分げつ期)の明期を長くした光合成量促進と、長日条件下で短日植物のイネを適切な時期に出穂させるために光質と短日処理を組み合わせた花成制御を検討した。