朝日工業社LABO

論文詳細

研究論文 No.77

半導体センサを用いる光触媒空気清浄機の最適化運転

発表先

2007年度 日本建築学会大会(福岡大学)

発表者

村上栄造、河野仁志
横浜国立大学 堀雅宏

内容

半導体センサでVOCの負荷変動を捉え、室内濃度指針値を上回るときにはVOCを素早く吸着除去し、下回るときには処理風量を減少させて吸着した物質を効率よく分解する光触媒脱臭制御システムを開発した。その結果、密閉チャンバ(10 m3)内トルエン25ppmの分解実験において、中間生成物の気中への放出を抑制でき、さらに脱臭制御すると制御していない連続運転より分解性能が3.3倍向上した。

発表年月:2007.8