朝日工業社SPECIAL

朝日工業社の歩み

人と空間、95年のヒストリー

朝日工業社は、創業以来95年間、確かな技術力と真摯な取組みによって、社会の期待に応えてきました。これからも「空気・水・熱」のプロフェッショナルとして、たえず未来を見つめ、人々の豊かな暮らしと社会の発展に貢献していきます。


1925
創業者 髙須茂
創業者 髙須茂
当時の大阪本社
(左)当時の大阪本社 
(右)「朝日式乾燥機」のカタログ
当時の東京本社
当時の東京本社
創業者 髙須茂
創業者 髙須茂

その技術を広く世のために 志高く、朝日工業社 創業 Asahi Kogyosha was established with ambitious goals.

大正14年4月3日、当時の中核産業である紡績業の工場技師であった創業者髙須茂は、自らが発明考案した温湿度調整や噴霧給湿、真空除塵などの技術を広く世のために役立てたいとの想いから、大阪市に合資会社朝日工業社を設立しました。
設立直後は昭和大不況、また第二次世界大戦の足音が徐々に強まる不安定な時代ではありましたが、朝日工業社の技術は高く評価され、全国各地の紡績工場を中心に受注が相次ぎ、比較的順調にスタートを切りました。

  • 1925 4月3日、大阪市北区において合資会社朝日工業社として創業
    当時の大阪本社
    (左)当時の大阪本社 (右)「朝日式乾燥機」のカタログ
  • 1928 東京出張所(現 本店)を開設
    当時の東京本社
    当時の東京本社

1940
当時の作業風景
当時の作業風景
当時の名古屋出張所
当時の名古屋出張所

お客さまと社会の期待に応える 戦後復興、高度経済成長へ貢献 Contributed to post-war reconstruction efforts and rapid economic growth.

戦後、日本経済が復興の兆しを見せる中、朝日工業社は紡績工場の再開や官公庁の復旧・新築などの工事を通じて、微力ながら新たな国づくりに尽くしました。また、北海道、福岡、名古屋、仙台、広島に出張所を開設し、全国展開をスタートさせました。高度経済成長期においては、お客さまと社会の期待に応えるべく、産業施設やオフィスビルの空気調和設備工事に積極的に取り組み、業容の拡大を図るとともに、VAV方式用ユニットの開発などの省エネ空調システムにも早くから取り組み、実績を残しました。

  • 1940 株式会社に改組
  • 1948 北海道出張所(現 北海道支店)を開設
  • 1952 名古屋出張所(現 名古屋支店)、
    福岡出張所(現 九州支店)を開設
    当時の名古屋出張所
    当時の名古屋出張所
  • 1953 仙台出張所(現 東北支店)を開設
  • 1954 広島出張所(現 中国支店)を開設
  • 1964 本社機構の改正により大阪支社を設置
  • 1967 横浜営業所(現 横浜支店)を開設
    機構上の本社を東京に移す

1970
環境制御装置の製造過程
環境制御装置の製造過程
技術研究所
技術研究所

「技術の朝日工業社」として 近代化、IT化への対応 Responded to the need for modernization and IT.

時代が急速に近代化、IT化へと進む中、朝日工業社は、ハイテクビル、インテリジェントビル、計算センタ-、病院、薬品工場および各種研究所等の空気調和・衛生設備の設計と施工を通じて、産業界の発展に寄与しました。特に、日本の先端技術をリ-ドした半導体の製造工場に対しては、「技術の朝日工業社」としての高度な技術力を駆使し、超クリーンルーム化を実現しました。また、昭和59年には、蓄積した空気調和技術をもとに、半導体製造に必要なクリーンチャンバ等を製造販売する機器事業部を開設しました。

  • 1970 登記上の本店所在地を大阪から東京へ移転
  • 1971 東京証券取引所市場第二部へ株式を上場
  • 1972 大阪証券取引所市場第二部へ株式を上場
  • 1973 千葉営業所(現 東関東支店)を開設
  • 1979 東京・大阪証券取引所市場第一部に指定替え
  • 1983 埼玉営業所(現 北関東支店)を開設
    技術研究所を千葉県習志野市に開設
    旭栄興産株式会社を設立
    技術研究所
    技術研究所
  • 1984 機器事業部を開設
  • 1986 北海道アサヒ冷熱工事株式会社を設立

1990
当社技術研究所内の試験用栽培装置
当社技術研究所内の試験用栽培装置
機器事業部・豊富工場
機器事業部・豊富工場
本社・本店新社屋
本社・本店新社屋

持続可能な社会のために 地球環境保護への取組み Efforts to protect the global environment.

地球環境保護意識の高まりに合わせ、再生可能なエネルギーの利活用をはじめとした省エネルギーや居住・作業環境技術の開発に取り組み、省エネ制御システムやエンバイロメンタルチャンバ等の環境制御技術を確立しました。また、バイオ・アグリ分野での研究開発および関連施設向けの技術開発、省エネシステムの提案を含めたリニューアル事業を推進しています。朝日工業社は、ますます多様化・複雑化するお客さまや社会のさまざまな期待や要請に応え、これからも人類文化の発展に貢献していきます。

  • 1996 台湾に現地企業との合弁による現地法人「亞太朝日股份有限公司」を設立
    アグリ研究に着手
  • 2003 亞太朝日股份有限公司を完全子会社化
  • 2007 機器事業部・豊富工場を開設
    機器事業部・豊富工場
    機器事業部・豊富工場
  • 2012 マレーシアに現地法人「ASAHI ENGINEERING(MALAYSIA) SDN.BHD.」を設立
  • 2015 本社・本店社屋建て替えに伴い、港区三田に仮移転
  • 2018 港区浜松町に本社・本店新社屋が完成
    本社・本店新社屋
    本社・本店新社屋

2020

創立95周年


2025

創立100周年

朝日工業社はこれからも、
「空気・水・熱」の
プロフェッショナルとして、
たえず未来を見つめ、
人々の豊かな暮らしと
社会の発展に貢献していきます。