研究論文 No.302
「日本建築学会環境基準 室内の臭気に関する対策・維持管理基準（AIJES-A0003-2019）」改定講習会
発表先
日本建築学会講習会
発表者
河野仁志
内容
日本建築学会環境基準「室内の臭気に関する対策・維持管理規準・同解説」の出版から13年が経過した。近年、臭気の測定・評価、対策に関して新たな学術的知見が得られており、それらを盛り込んで臭気規準改定委員会で改定作業を行った。執筆担当分の第４章「改定の要点と運用規準」を発表した。従来臭気基準値を非容認率20%のみで規定していたものを、ISOの室内環境基準の考え方に合わせて、15%、20%、30%の３クラスにグレード分けすることを解説し、臭気の種類による基準値を紹介した。