研究論文 No.307
ダイヤモンド電極を用いた電解水による脱臭
発表先
空気清浄とコンタミネーションコントロール研究大会
発表者
水野良典、村上栄造
内容
ダイヤモンド電極を用いた電気分解により生成した電解水の基礎特性と、典型的な悪臭物質であるメチルメルカプタン及びトリメチルアミンに対する脱臭性能を調査した。メチルメルカプタン、トリメチルアミンともに電解水による脱臭効果が確認できた。電解水中の遊離残留塩素とメチルメルカプタンとの反応では、モル比が3.0であった。それに対し、遊離残留塩素とトリメチルアミンとの反応では、生成物である結合残留塩素との二次反応も含めて、最終的な化学反応のモル比は5.0であった。