研究論文 No.192
生活環境モデルにおける消臭剤性能評価の検討
発表先
第25回におい・かおり環境学会
発表者
北島幸太郎(小林製薬)、村上栄造
内容
日常生活で感じる不快なニオイは、生活環境で発生した臭気物質が換気により発生する気流に乗って空間に広がり、空気の流れにくい場所に溜まってしまう。対処として置き型消臭剤がよく用いられるが、実際の生活環境を想定した性能評価は行われていない。そこで、生活環境モデルを用いて置き型消臭剤の性能評価検討を行った。その結果、臭気滞留空間に消臭剤を設置することで、日常生活でのニオイの不快感は軽減した。