朝日工業社LABO

論文詳細

研究論文 No.7

病室における臭気感覚評価と臭気成分分析

発表先

2004年度日本建築学会大会(北海道)学術講演会

発表者

村上 栄造
大同工業大学:兪美善、光田恵  ノリタケカンパニ-:安藤貴弘
八千代病院:松本隆利、永坂和子

内容

病室において臭気測定を行い、感覚的に影響を及ぼしている臭気成分について検討した。その結果、病室の主な臭気成分はアルテヒド類であり、約80%を占めていることが明らかとなった。また、硫黄系化合物が5~10%程度を占めた。このようなタイプの病室において有効な臭気対策を実施するには、アルデヒド類の除去対策を検討することが必要であることがわかった。

発表年月:2004.08