朝日工業社SUSTAINABILITY

事例紹介05

事例紹介05

三生医薬株式会社における燃焼式脱臭装置の「排気熱」の有効活用

蓄熱燃焼式排ガス処理装置
蓄熱燃焼式排ガス処理装置

三生医薬株式会社様は、健康食品や医薬品などの企画・開発・受託製造を行う企業であり、「最先端の製剤技術と原料開発」 を基盤とした「絶対の品質」を武器に、世界の人々の心と身体の健康に貢献されています。
本件は当社が過去に提案し、施工した蓄熱燃焼式排ガス処理装置(燃焼式脱臭装置)の「排気熱」の有効活用を目指した継続的な取り組み※1となります。これまでデシカント空調機※2のローターの再生には別の熱源により発生させた「熱」を利用していましたが、今回その「熱」にガスを燃焼した際に発生する「排気熱」を優先して利用することで省エネを実現しました。
結果として、年間のエネルギー削減量は3,181GJにおよび、原油換算でおよそ77,100ℓ、二酸化炭素排出量を214.5t削減することができました。

※1 燃焼式脱臭装置導入時の事例紹介については、当社コーポレートレポート2022のP.41~P.42をご参照ください。
※2 デシカント空調機の詳細は、研究開発P.31をご参照ください

排気熱の有効活用により
エネルギー削減量3,181GJ/年

原油換算量約77,100ℓ/年の削減CO₂排出量約214.5t/年の削減