朝日工業社SUSTAINABILITY

地域社会の一員として

地域社会の一員として

地域社会の一員として地域社会の一員として

朝日工業社グループは、全社的な取り組みや全国各地の事業店でのさまざまな地域貢献活動を通じて、従業員の社会貢献意識の向上を図るとともに、地域社会の健全な発展に貢献しています。

全社的な取り組み

当社では全社的な社会貢献活動として、次の活動を実施しています。

献血活動

日本赤十字社と協力し、事業店内で集団献血を実施するなど積極的な献血活動を行っています。
(2024年実績 献血量:48,800ml)

本社・本店での集団献血

エコキャップ運動

NPO法人「キャップの貯金箱推進ネットワーク」が実施している「エコキャップ運動」に賛同しています。
(2024年実績 キャップ個数:147,172個)

リサイクル募金きしゃぽん

嵯峨野株式会社が運営する、書籍やDVDなどをリサイクル換金して寄付する募金システム「リサイクル募金きしゃぽん」に賛同しています。
(2024年実績 寄付点数:756点)

カレンダー・手帳等の寄付

社会福祉法人港区福祉協議会を通じて、全国の事業店で使いきれなかったカレンダー・手帳を、東京都港区内の保育施設や福祉施設などの公共施設に寄付しています。
(2024年度実績 カレンダー・手帳寄付数:1,116点)

緑の地球防衛基金

公益財団法人「緑の地球防衛基金」の活動に賛同し、使用済み切手等を売却し、その利益の一部によって、中国楡林市東陽山等への植林活動を支援しています。
(2024年実績 使用済み切手寄付:3.7kg)

各事業店での活動

全国の事業店において、地域の清掃活動や大学生インターンシップの受入れ、自治体との防災協定の締結など、さまざまな活動を実施しています。

当社の長年の集団献血活動貢献により、日本赤十字社東京都支部長より感謝状が授与されました

当社は毎年2月を「朝日工業社献血助け合い月間」と定め、2014年から全社的な献血活動を推進しております。この度、長年にわたる献血活動の貢献実績が評価され、日本赤十字社東京都支部長より感謝状が授与されました。

 

その他の取り組み

芸術・文化振興への協賛活動

人々に感動を与える美術や音楽の発展のため、芸術・文化振興への協賛活動を行っています。できるだけ多くの方々が芸術・文化に触れて、感動を得るきっかけになればと、楽団や美術館などを支援しています。2024年度は主な取り組みとして一般財団法人舞台芸術センターと劇団四季が主催する社会貢献プロジェクトである児童招待公演「こころの劇場」の東京公演のスポンサーとして協賛しました。

明治大学付属八王子高等学校の生徒さんを「朝日工業社ワクワク未来賞」として表彰しました

「自由すぎる研究EXPO」は、株式会社トモノカイが主催する全国の中学生・高校生・高等専門学校生を対象とした自由研究の全国大会で、探究学習の時間に取り組んだ研究の成果を発表する場となっています。
当社は、称賛団体として生徒の皆さんの研究成果の審査に協力し、今回の自由すぎる研究EXPO2025において明治大学付属八王子高等学校の嘉手納杏果さんの研究である『発明で海のゆりかごを復活させたい~アマモの発芽・育成装置及び方法~』を「朝日工業社ワクワク未来賞」として表彰しました。
この研究は「自然を傷つけずにアマモを増やすことはできないか」をテーマに、季節に関係なくアマモの種子を発芽させて育成する方法と、その方法を実現できる装置の両面からアプローチしたものになります。

アマモは海底に根を張って生息する海草の一種で、「海のゆりかご」とも呼ばれるほど、さまざまな海洋生物の生息地、産卵場所として重要な役割を果たすほか、海の浄化作用や波浪の緩和にも貢献しています。さらに近年では、光合成によって大気中や海水中のCO₂を吸収し、炭素を貯留する「ブルーカーボン」の担い手としても注目されています。
本研究で注目すべきなのは、従来の自然環境では冬にしか発芽せず発芽率も1%〜3%と非常に低いアマモの種子を、8月の真夏という通常発芽しない時期に最短18時間で発芽させ、6日後には88%という驚異的な高発芽率を達成した点です。

これを可能にしたのが、嘉手納さんの開発した「発芽水」と発芽・育成装置です。15種類の液体を20のパターン別で繰り返し実験を行い、どの栄養がアマモの発芽に影響を与えているのか粘り強く調査し、またLEDライトや水槽用クーラーを組み合わせた自作の装置によって、温度・光を精密に制御してアマモにとって最適な環境を創り出したことが、これまで実現できなかった家庭での人工的なアマモの増殖というブレイクスルーを実現しました。嘉手納さんはこの「アマモの育成方法及びアマモの育成装置」の発明で特許まで取得しています。

この研究によって各家庭で育てたアマモが海に帰る日が来れば未来の海は必ず豊かなものになる、ワクワクする未来を実現させてくれる研究であり、まさに「朝日工業社ワクワク未来賞」にふさわしいと考えます。
当社グループはこれからも環境エンジニアリングカンパニーとして、生徒さんたちの知識や技術の探求と社会課題への積極的なチャレンジを応援していきます。